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職業訓練,1ヶ月修了です〜

訓練開始から1ヶ月が経過

以前、僕が職業訓練を受講することを記事にいたしました

入所(入学でも入校でもなく)し、1か月が経過しましたので、振り返りがてらご報告をさせていただきます.

ちなみに、僕の入所した学科はCADでの製図をできるようにすることや、NCという旋盤に対してプログラミングを組めるようになることを目的とした学科です.

 

他にも電気技術者を目指す学科や、建築図面を書けるようになることを目的とした学科、ビルメンテナンスができるようになることを目的とした学科など、いわゆるモノづくりに携わる技術を身に着けることを目指す内容となっています.

 

僕はその中で、なぜ、CADやNCのプログラミングを出来るようになりたいと考え、当該学科を選んだのかというと、これまでの経験を唯一生かせるのでは...と考えたのと、設計できる人間になりたいと考えたのが大きな理由です.

 

入所しておいて、こんなことをいうのもなんですが(ちなみにほかの入所生にも話せていませんが...)僕はCADのオペレーターやNC・マシニングセンタのプログラミング担当者なんて仕事は今後、AIや人工知能に代替可能な職種だと考えています.

 

2045年に訪れると予測されるシンギュラリティ以前、2030年には事務作業を中心とした作業が機械に置き換わることができる状態(代替可能な状態)になることが考えられます.

 

そうなった際、僕は仕事をしていたいと痛切に考えており,仕事をできていない自分を想像するのは非常に苦痛です.

「機械に使われる立場にいるのではなく、機械を使う立場にいたい」

これは、僕が仕事を辞め、宙ぶらりんな状態を結構な期間すごさせてもらう中で痛切に感じ、実践したいと強く思った部分です.

 

最近、こぞってAIに関連する本を読み漁っているのですが、正直に言えば、来るか来ないかは分からないけど、とりあえず、「来た時の準備をしておいたほうがいいよね」ということです.

 

 

手書きの製図

この1ヶ月間で取り組んだことは手書きの製図です.

 

しかし,メインとなるのは,手が描くということよりも,製図の中に出てくる規格の表し方や記号の読み取りなど,JIS規格に則った最低限のルールを覚えることでした.

 

正直,後半に差し掛かるに連れ,手書きでの製図にやきもきしたもんですが,なんとか乗り越え,現在はAutoDeskのAutoCADにて二次元CADの訓練を開始しました.

 

また後日,その辺をご紹介できたら,と思います.

地方公務員試験を受験してきました

先日、地方公務員試験を受験いたしました

実を言いますと、僕の嫁さんが公務員でして、これから技術屋さんを目指そうという僕に対し...

 

「お前、たいして仕事もできないくせに偉そうなことばっかり言ってんじゃねーよ」

「悔しかったら公務員試験受けて、受かってみろよ」

ぐらいのことを丁寧に言われましたので、ちょっと悔しく思ったので受験しました

■ 出願自体がハードル高い(個人的な感想)

難易度という点から言うと、まずは主眼の時点で結構なハードルの高さというか、行政的なアナクロニズムな形式なため、若干心理的なハードルが高まり、難易度が高く感じた
 
僕が受験した地方公務員試験の出願形態は、まったくもっての”手書き”での出願だった
 
この時点で、僕をはじめとする「安定的な就業&満足な福利厚生」を手にしようと目論む不純な輩は力尽きるのではないか、と勝手に推測した
 
スマートフォンが普及し、手元にちょっと昔のスーパーコンピュータ並みのプロセッサを積んでいるマシンが手元にあるこの時代に”手書き”という人間の発達史を思い出させる行為をさせるという時点で断念する人も、中にはいたはずである
 
かくいう僕は、こんな記事を書いているぐらいだから、きちんと手書きし、提出をさせていただきました
 

■ 試験問題自体の出題範囲が半端じゃなく広い

この点に関して言えば、センター試験を引き合いに出すと出題範囲の広さを実感できるのでは...
 
センター試験の場合、自らの受験したい科目を3科目程度絞ったうえで試験を受けることが可能
 
今回、僕が受験した地方公務員試験における出題範囲は、非常に広範に...
 
ちなみに僕は過去にセンター試験をはじめとする、大学受験というものを全く経験していない
 
だから、いわゆる受験勉強では太刀打ちできないと判断
 
あまりにも広い出題範囲にいわゆる暗記型の受験対策では限界がある
むしろ、やったところで外れる可能性のほうが高いわけだ
 

■ 僕の受験対策は...

そんな時間的な余裕は僕にはないし、正直に言えばしたくない!
 
そんな僕も、勉強をしてみて気づいた
 
公務員志望の学生たちが、ほかの就職活動をする学生たちと一線を画し、公務員試験に絞って試験対策に臨む状況が理解できた
 
出題範囲が広すぎるから、頑張って頑張って頑張らないといけないんだ
 
けど、オジサンは思ったのだよ、学生諸君...
 
これ、ある程度、興味関心を持っていれば別に勉強をしなくてもよい部分があるんではないか、ということ
その予想は、実際に試験を受験してみて、問題を見たところで確信に変わった
 
ちなみに、公務員試験の1次試験合格ラインは7割とか8割とか言われているけれど、6割ぐらいはそれで何とかなるだろう...と
 
今回、受験した試験の中に、文学に関する問題が1問...
ヘミングウェイとかゲーテとかが出てきて、それらの出版した本を選択肢から選びなさいって問題でした
 
オジサン、ヘミングウェイとかゲーテとかカフカとか、それらの本をきちんと理解したうえで受けているかといえば全然そんなことないけど、だれがどの本を出したのかぐらいは分かるんだ
 
他にも、今の世界情勢が云々...という問題も出ていたが、それもオジサンなんかは普段から興味があるから把握できている
 
といった具合に、「一般教養」という科目なもんだから、広く浅く出てくるわけだけども、興味関心を持って本を読むなり、自分なりにまとめるなりをしていれば、決して無理難題というわけではないのが公務員試験だと悟ったのだ
 
しかし!
 
納得のいかない問題があったのだ!
 

■ 地方公務員に「経済学」の知識と判断は必要なの...?

「経済学」!!
 
この経済学という学問、僕は嫌いではないし、ポーターもコトラーも何がしも経営戦略云々というのは、独学ではあるものの、勉強しているつもりだ
 
しかしだ!
 
公務員のどこに「経済学」が必要なのだ!!!!
 
否!断じて否!
 
必要ないだろ...
 
問題の概略はこうだ
 
ある地域に2つのガソリンスタンドがあり、価格競争をせずに「高価格戦略」「低価格戦略」のどちらかで勝負したい。そこで、二つの店舗はそれぞれに、それぞれの店舗が高価格戦略または低価格戦略をとった場合、(例:A高価格戦略:B低価格戦略)それぞれの売り上げがいくらかのシミュレーションをしていて、その金額は票の通りだ、と
 
ふむふむ...
 
さぁ、それぞれが自店舗の売り上げを最大限に上げることを目的とした場合、それぞれが取る戦略はなんだ、と
 
 
...は?
 
まぁまぁまぁまぁまぁ、譲歩しましょう。
いいですよ、いいですよ...
 
出題者さんのおっしゃる通り、そのシミュレートのまま、金額を決めましょう
 
そこまではいいとしましょう
 
ただ、「公務員」として働くことを考えた際に、圧倒的にこの知識や判断を伴う業務なんて存在しないだろう!
ましてや地方公務員だぞ!
キャリア官僚クラスになれば別だ
 
もしかしたら経済産業につく可能性もあるでしょうから
 
そこはまぁ、良しとします
 
しかし!
 
断じて地方公務員クラスに経済学だなんて学問知識と判断を求める必要性が、僕にはまったくもって理解できない!
 
 

■ まとめ

  • 地方公務員試験の問題は出題範囲が恐ろしく広い
  • 受験する人たちの雰囲気が恐ろしく暗い
  • 公務員試験内「経済学」という分野に納得できない
結果はまだ出ていないが、僕は受験をした手応えとしては自信がある
むろん、正解しているかどうかは別だ!
 

職業能力開発センターの入所選考を受けてきたので,ご報告

先日、職業能力開発促進センター職業訓練を考えている旨を記事にしましたが、実際に試験を受けてきましたので、そのご報告をさせていただこうと思います。

 

僕みたいに様々なバックボーンを置き去りにしたトライをしようとする鬼畜ナイスミドルの参考になればいいかと思いますので...

 

職業能力開発促進センターとテクノスクールの違い

いきなりで、なおかつ主観なので参考になるのかよく分かりませんが...

僕も実際に足を運び,説明を受けるまでその違いがよくわかりませんでした。

 

根本的にはどちらも産業機械は一般の人が手に入るような金額ではないので、訓練を行うには国や都道府県が機械を購入した上で実施することが定められている,と

 

簡単に説明すると、職業能力開発促進センター(通称: ポリテクセンター)とテクノスクールの根本的な違いは対象者

 

ポリテクセンターの対象:主に社会人求職者

テクノスクールの対象:主に未成年求職者

 

この違いは訓練内容の違いで明確に分かれていて,テクノスクールでは事務職やPC関連、IT系など若い人に受けそうな(若い人が必要だって感じそうな)内容を実施しています.

 

ポリテクセンターでは機械・電子・建築など、大規模な工業製品に関わることが可能となるスキル”のみ”を身につける内容を実施しています.

 

試験内容と雰囲気

筆記試験

試験の内容は,基本的に難しいものではなく,一般企業で用いられているSPIなどを受験したことのある方ならば問題なく解けるのではないかと.

主なものとしては以下.

  • 漢字の読み書き
  • 数学の計算問題(主に四則演算
  • 聞き取りからの推察問題

ちなみに,ポリテクセンターやテクノスクールの説明会へ参加すれば,例題をすんなりと渡してくれますので,それを参考に調べながら対策をすれば全く問題ないかと思います.

面接試験

面接試験後には,それぞれ希望学科ごとに面接試験が実施され,終わり次第,解散という流れです

面接における質問の主なものは以下.

  • 希望学科の訓練内容
  • 希望理由
  • 周りの訓練生との関係に関する確認や就職に関する意識確認

試験内容をざっくりご覧いただくとお分かりになると思いますが,あくまでも落とすための試験ではなく,訓練希望者に最低限の資質があるのかないのかを確認する場として試験を設けているといえばいいでしょうか.

 

受験後の手順

いざ,試験が終わり,手元に合否通知が届くわけですが,届いたのちにどんなことが待ち受けているのか.

提出書類

訓練を希望する人が提出する書類としては,2パターンあるかな,と思っています.

  1. 基本手当を受給する人の場合
  2. 1.を受給しない人の場合

1. 基本手当を受給する人の場合

管轄のハローワークにて,職業訓練受講指示を受ける際に以下が必要となります.

  • 雇用保険受給資格証明証
  • 失業認定申告書
  • 印鑑

これを持ち,指定される日時に指定されるハローワークにて受講指示を受けることで,認定日に来庁しなければならないことへの対処等を行います.

 

あとは2. と同様になりますね.

 

2. 1.を受給しない人

入所届けを提出します.

 

職業訓練は,受講するにあたり,手当が支給されます.

ハローワークインターネットサービス - 基本手当について

その中でも,一番大きな手当が通所手当といって,一般企業で言うところの通勤手当です.

公共交通機関を利用することで,支給対象となるものですが,新幹線の利用は含まれません...

職業訓練受けるのに,新幹線とかリッチなもん使ってんじゃない」と言うことなんでしょう...か

 

その際に,「経路と距離」のわかる資料添付を求められるのですが,Google Mapの印刷資料が対応可能です.

 

あとは,訓練期間中の保険,作業服やテキストなど,学科ごとに必要となるものが異なりますが,概ね20,000円ほど出せば全て賄えます.

 

これについては技能習得手当という日額500円支給され,最大40日間支給される手当がありますので,相殺されます.

 

ざっと書いてみたのですが,もちろん,日本の中には未経験から自社内で研修を設け,派遣する形の企業がありますが,自らの就労条件と合致しなかった場合,職業訓練を受講する,というのも,一つの手段として十分ありなのではないでしょうか.

製造業のアウトソージング系企業を受験しているよ

結構な数の企業があるんだよ

これはボクが休職状態のためにわかったことなのですが、現在、日本の中には製造業アウトソージング系の企業が結構あるんですね

 

地方のメーカーなんかを対象に社内の採用・育成をアウトソースするってやり方は多いいみたい...

 

そりゃ、ちっちゃな町工場が、採用のために色々な媒体に対して求人広告を載せたり、その応募されてきた人に対して対応したり...ってのをアウトソースした方が効率的だってのは理解できます

 

採用関係の仕事って結構骨が折れるんですよね...

 

ハローワークから電話かかってくるかと思えば、どの媒体の誰かなんてのを記録しておくだけでも一苦労だし、その人たちの選考状態までを把握しなければならないから...

 

んで、小さな工場のライン工みたいな働き方をアウトソースすることもあれば、技術者を正規雇用して派遣するってやり方を取っていることもあれば、といった具合で、各メーカーの状態に沿ったアウトソースしてもらうって企業、増えてるみたい*1

 

ま、たくさん落ちてるんだけどね...

んで、前回紹介した僕のスペックを持って、各種アウトソージング系企業へ採用申し込みを始めました!

workbeginner.hatenablog.com

 

結果、大惨敗!!!!

 

まず、僕の住んでいる日本海側の地方都市で、それなりに都市機能が高まっているような都市での製造業勤務が、そもそもない

 

いや、ないことはない

 

けど、決して多くはない

 

上で紹介した内閣府のデータみたいにアウトソースをするって頭がないのか、金銭的な余裕自体がないのか、あんなり案件自体が発生していない

 

つまり、技術派遣をする場所がないから、雇う必要がない

雇った瞬間に異なる地方都市への単身赴任が前提となる

 

(結果、妻と大げんかを繰り返すことが多くなってしまった...)

(...のにもかかわらず、決まりかけたかと思ったのに、若くて学歴がある人材の採用に踏み切られた時の虚空感...)

 

んなもんで、僕の転職(求職)活動は未だに答えを見出せないまま、職業訓練の受講申込をしたところです

 

かしこ

*1:内閣府の経済財政政策内より

職業訓練を受けようかどうか迷っています

現在、求職中のボク

ボクは7月に企業を退職し、現在、休職中である。

そして、今までに未経験である職種への転換を図っている。

これまでの職歴は...色々とやってきた。

 

ボクのスペック

年齢は32歳

家庭状況は、独身...であれば、どれだけ考えるのが楽か...

既婚。子供二人(and more...)である。

職歴としては、サービス業・教育事業・広告代理事業など(一応、自分の中で売りになるだろうと思っているのは)教育・文化・産業という人の営みに必要な業界に関わってきたこ

 

何が不満で求職活動?

これまでのキャリア経験から、ボクはモノづくりの担い手になりたいと考えている。

つまり、自分のした仕事が「形になる」仕事をしたいと考えているんだ。

 

だから、製造業に足を踏み込んで行きたいと考えている。

ちなみに、前職までの変遷を踏まえ、ボクは自分のスキルの無さや、考えの浅さがネックとなっていたため、不満足な働き方しかできなかった。

 

何もかもが自分のせいだと認識しているし、そんなのもっと早く気付けよ...と言われるのも承知している。

 

しかし、これまでの仕事を色々とやってきたことを踏まえた上で、現在の考えに至ったわけであり、それを今更否定されても困る。

 

正直に言うと、製造業を小馬鹿にしてきたキライすらボクにはある。

しかし,今となってはそんなボクをボクは馬鹿にする。

 

自分が満足できるからと言って、金銭につながるかといえば、そんなことはない。

なぜなら、給与をもらう人間であれば、企業の売上自体が低いことは給与に反映されない。

 

つまり、「単価が低い仕事=売上に繋がりづらい」仕事なわけだから、ボクがこれまでやってきた仕事は、基本的に人の数に左右されるものであった。

 

それは、ボクのマンパワー的な限界=給与の限界を物語るものであり、それを”人と交わる仕事だから魅力がある”という言い方だけで納得できるものでは無くなっていた。

 

だからボクは、製造業という”形になる”仕事であり、”金銭につながる”仕事をしたいと考えるようになった。

 

そんな訳で、次回に譲る。